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2019-06-02

大人の社会科見学 3度目の笑点


またまた「笑点」の公開録画に行って来ました。




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毎回、余った年賀状を利用しています。








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観覧3度目ともなると、いろいろ学ぶことがあります。







開場は12時25分ごろですが、皆さん早くから並ばれています。



一番先頭の方々は折りたたみ椅子を持って来てスタンバイ。



たぶん、舞台に近い椅子席狙いなのでしょう。





笑点は全席自由席なので、人気の位置に座りたい方はこうして早くから行って並ばれるのでしょうね~






うちも一度はよくわからず早めに行ったのですが、運悪く喫煙コーナー近くに並ぶこととなり、わざわざ並んでいる列の間をぬって煙草を吸いに来る人に驚きました。






二度目はもう少し学習して時間をずらして行きました。



一度目が冬で寒かったので、あたたかい会場に入ったら途中で眠りこけてしまったので、応募するなら長時間並んでも苦痛にならない気候の時が良いでしょう。



二度目は7月でしたが、そう暑くなかったです。





今回は6月です。

お天気を心配しましたが、うっすらとした晴れ間のある心地よい気候で良かったです!(^^)!




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そして、待つ場所ですが、今回は階段を狙って行きました。




階段だと新聞などを下に敷いて座れるんですよね~




他の場所だと椅子でも持って行かないと立ちっぱなしでツライです。







今回は会場まで1時間30分ぐらいは待ちましたかねぇ・・・(300番目ぐらい)


一人は場所取りして順番でトイレや買い物に行ったりして時間を潰します。





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今回のゲストは、講談師の神田松之丞さんと、さらば青春の光(コント)




どちらも知らなかったので「今回、ハズレじゃな~い?」なんて話していましたが、どちらも面白かったです。






皆さんは講談を見たことがあります?





文化デジタルライブラリーというサイトの講談師早わかりガイドによると・・・


おもに歴史にちなんだ物語を読み聞かせる芸


講談はおもに武将や偉人の物語など、歴史にちなんだ話を、座って1人で読み聞かせる芸です。釈台という机を前に置き、戦物語(いくさものがたり)を読む時は、その上に本をのせて読み進みます。


和紙で作った張り扇(はりおうぎ)というもので釈台をたたいて、読む調子を助けたりもします。特に戦いの場面では「修羅場(しゅらば)」という、リズミカルな読み方をするのが特徴です。




神田松之丞さんは今やチケットの取れない、若き講談師のホープだそうです。




初めて講談を見ましたが、声も大きく勢いがあるし、張り扇のバンバンという音がバナナの叩き売りみたい・・・(って、一緒にしたらダメか)




淀みなく抑揚のある声でどんどんと物語が進んでいき、本来ならば30分はかかる話が7分で収まっていました。



若いエネルギーが溢れ、ほとばしるパワー





いや~、なんか運気が上がりそう






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番組が始まる前や途中で場を盛り上げる、愛楽さん。





番組進行スタッフとの連携も素晴らしく、楽しくリズムカルに会場を盛り上げます。




いつか笑点のメンバーになれたらいいのになぁ(余計なお世話)








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若いスタッフが多いですね~



テキパキと会場を整えていきます。





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今回収録された番組は、6月16日と23日放送予定です!(^^)!







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2019-03-18

大人の社会科見学 ~雅楽③~

今年も縁あって、雅楽の演奏会に行って来ました。



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今回は、おめでたい記念の会だったので、演目も晴れやかで祝いにふさわしい内容のものでした(調べたところによると)。




しっかし、何度聞いても何度見ても難しく、なかなか「面白い」とか「楽しい!」という感覚がわきません・・・。



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「まさに、音が立ち上るという印象を受けた。それは、樹のように、天に向かって起こったのである」と有名な作曲家の先生が雅楽について残した言葉があります。



う~む・・・


私にはここまで研ぎ澄まされた感性がないわ・・・







ただ、その音に「なんとなく浄化されそう」というイメージでなんとか「まぁ、縁あって誘ってもらったわけだし・・・」と、2年に一度聞きに行っています。



ただ、嬉しいことが!


前回(2年前に)、演奏会でお知り合いになった方にまた再会できました。



理解が難しい音楽にひたすら向き合うのは少々ツライことですが、おかげでご一緒し、
帰りの駅まで楽しくお話することができました!(^^)!




さて、せっかくなので、ここでおさらい↓

ラーダ・ドゥーナのZAKKAスクラップ 大人の社会科見学~雅楽~







雅楽には「管弦(かんげん」「舞楽」「歌謡」の3つの演奏形態があります。





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●「管弦(かんげん)」:舞を伴わない、合奏だけを楽しむスタイル。










●「舞楽(ぶがく)」:音楽と共に奏する舞い

舞楽は右舞(うまい)と左舞(さまい)に大別されます。



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左舞:中国系の楽舞で唐楽に合わせて舞うもの





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右舞:朝鮮半島系の楽舞で高麗楽に合わせて舞うもの




違いはわかります?


似ていますが、よ~く見ると衣装の色が違います。


左舞(中国系)は赤い衣装で、右舞(朝鮮系)は青(緑)の衣装です↓


ラーダ・ドゥーナのZAKKAスクラップ 大人の社会科見学~雅楽②~





楽家(演奏者)は、原則的に「左」か「右」か、左右どちらかを専門とするそうです。

確かに、左か右かでは使用する楽器が違うものがあります。






左の中国が赤で、右の朝鮮系(高麗)が青(緑)ね!


覚えたのはいいのですが、踊りを実際に見てみると・・・・



















どっちも、同じやんけ!




正直、衣装が変わっただけで振付は同じなのでは???という感じ。






どちらも同じような振りで単調な・・・


雅やかと言えばそうなのでしょうが、ゆったりしすぎてじっと見ていると白目をむいて眠りの世界へと誘われそう・・・





3度行って理解度がこんなモノで「好き!」と思えるまでには長~い時間がかかりそうです。



しかし、毎度毎度、正面の席に座るのですが、今回は舞台の様子がわかる別の場所に座ったので、楽家たちの演奏の様子がわかりました。




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笙という楽器は楽器内部の水蒸気を乾かすため演奏時は常に電熱器で温めている・・・と知っていましたが演奏するたび、クルクルと笙を回し、乾かしていました。





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琵琶も正直「あんまり、複雑なメロディじゃないよね?」と思いましたが、竹のシャモジのようなバチで、まるで琵琶の木目が剥がれるぐらいの強さで弦をはじきます。

写真でも削れた部分が確認できますが、相当な力が入っているハズ・・・


そもそも、ここまで強く弾いても切れない弦の素材って何?


鼓の皮ってなんだろ?三味線みたいに犬の皮とか??


み~た~い~な~



あれこれ考えているうちに終わった・・・って感じですかね。




日本の雅楽は日本古来の歌と舞、古代のアジア大陸から伝わった楽器と舞が日本化したもの、および、その影響を受けて新しくできた歌の総体。

ほぼ、10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成しました。



でも、今の時代だったらもっと明確な「中華系!」や「韓国系」!など、わっかりやす~い音楽や舞にアレンジされていたのではないでしょうかね・・・



「変わらぬ古典音楽」としての貴重さや魅力はこのまま頑張って維持し、廃れることなく広く伝わって欲しいと思います。







ペルシャ楽器のルーツもあるので、やはりペルシャ楽器とのコラボも違和感ないですね~







これぐらい「わかりやすい」ってのがありがたいんだけど・・・

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2018-02-11

大人の社会科見学 キッコーマンしょうゆ工場

皆さんもご存知のあの場所へ社会科見学に行って来ました(予約制・無料)



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受付を済ませて、工場見学の時間になるまで御用蔵を見学。




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宮内庁にお納めする醤油の醸造所

昭和14年ごろに使われていた道具や装置が展示されています。






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麹室(こうじむろ)

粉合わせした原料を平らに盛り込んで、麹蓋を積み、窓の開け閉めや火鉢で温度や湿度の調整をしながら3日かけてしょうゆ麹を作っていたそうです。




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仕込室(しこみしつ)

しょうゆ麹に食塩水を混ぜたものを「もろみ」と呼び、御用蔵では、杉の木桶にもろみを入れ、自然の気候の中で1年をかけて発酵・熟成させます。





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仕込桶(しこみおけ)

仕込桶は直径2m、深さ1.7mの木桶です。




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圧搾・火入れ・詰め

もろみを搾って、醤油を仕上げる工程で使っていた装置






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大豆を煮る匂いがあちこちで漂います。





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キッコーマンのしょうゆ工場の中にある「キッコーマンもの知りしょうゆ館」。



最初に、しょうゆの製造工程やしょうゆのヒミツについて約15分の映像で学習します。


その後、係員について製造工程見学。

実際の製造工程の見学や説明を通じて、しょうゆができるまでの流れを学習します。







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しょうゆは「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」「こく・深み」が一体になった、もっとも身近な発酵調味料





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開栓直後のしょうゆと開栓後、しばらく常温に置いておいたしょうゆの色と香りの違いを体感。
開封後は冷蔵庫に入れて保存する方が香りや味も長持ちします。






しょうゆの原型といわれる「穀醤(コクビシオ)」は飛鳥時代の文献に記載があり、日本で「しょうゆ」という言葉ができたのは室町時代と考えられています。

全国に行き渡るようになったのは、国民の所得が向上し、ガラス瓶が大量生産されるようになった大正時代だそうです。

ちなみに、今はペットボトルの容器に入ったしょうゆが多いですが「初めてペットボトルに食品」を入れて販売したのは、キッコーマンだそうです。




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しょうゆは大きく分ければ5種類。

日本農林規格(JAS)によって、こいくち・うすくち・たまり・さいしこみ・しろしょうゆの5つに分類されています。





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古くから日本各地で生産されてきたしょうゆは、それぞれの地域の嗜好や醸造の歴史などにより、さまざまな個性があります。


● 濃口醤油 -こいくちしょうゆ

全国のしょうゆ出荷量の約84%を占める最も一般的なしょうゆ。塩味のほかに、深いうま味、まろやかな甘味、さわやかな酸味、味をひきしめる苦味を合わせ持っています。


●淡口醤油 -うすくちしょうゆ

関西で生まれた色の淡いしょうゆで、しょうゆ出荷量の約13%を占めています。発酵と熟成をゆるやかにさせる食塩を、濃口しょうゆより約1割多く使用。素材の持ち味を生かすために、色や香りを抑えたしょうゆです。素材の色を美しく仕上げる炊き合わせ、ふくめ煮などの調理に使われます。


● 溜醤油 -たまりしょうゆ

たまりしょうゆは、主に中部地方で造られる色の濃いしょうゆです。トロ味と、濃厚なうま味、独特な香りが特徴。古くから「さしみたまり」と呼ばれるように、寿司、刺身などの卓上用に適するほか、加熱するときれいな赤みが出るため、照り焼きなどの調理用や、佃煮、せんべいなどの加工用にも使われます。



●再仕込醤油 -さいしこみしょうゆ

山口県柳井地方で生まれ、山陰から北九州地方にかけて多く造られてきました。他のしょうゆは麹を食塩水で仕込むのに対し、生揚げしょうゆで仕込むため「再仕込み」と呼ばれています。色・味・香りとも濃厚で、別名「甘露しょうゆ」ともいわれ、刺身、寿司、冷奴など、主に卓上でのつけ・かけ用に使われています。


●白醤油 -しろしょうゆ

しろしょうゆは、愛知県碧南市で生まれた、うすくちしょうゆよりさらに淡く琥珀色のしょうゆです。味は淡白ながら甘味が強く、独特の香りがあります。色の薄さと香りを生かした吸い物や、茶碗蒸しなどの料理のほか、せんべい、漬物などにも使用されています

(しょうゆ情報センターHP 醤油の「種類」より)




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赤いキャップのガラスの卓上瓶入りしょうゆは1961年に発売されたもの。

当時、大きなしょうゆボトルしかなかったのを、卓上でそのまま使えるものとして考えられました。
また、使いやすさのほかに、女性が瓶を持ったときに自然と小指が上がり、美しい手の形になることを計算して作られたそうです。




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工場見学の後はしょうゆのソフトクリーム。

「しょうゆ!」って味ではなく、濃厚な味のソフトクリームって感じ?



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生醤油のかかったうどん。

個人的にはもう少し味が濃い方が・・・自由にかけていいポン酢と七味をふったら好みの味になりました。




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工場見学で一人一本づつ貰えました。





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はっとするほどフレッシュなポン酢。あまりにも驚いたので一本購入。






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遠くからも目立つ、あのマーク。






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千葉県のご当地フォルムカード(フォルムカードは全国の郵便局で買えます)
2017-06-19

大人の社会科見学 迎賓館赤坂離宮

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迎賓館赤坂離宮に行って来ました。


普段は事前予約し、もしくは当日の整理券なしでは見学できないそうですが、5月25日から5月30日まで、6月1日から6月3日まで及び6月15日から6月30日までの本館・主庭は、事前の予約なし又は当日の整理券なしで、料金を支払うと参観できるそうです(1,000円)

※和風別館は事前の申し込みが必要
※7月は、事前の予約なしで参観する場合は整理券を配付





去年、某ドラマの撮影にもロケ地として使われましたが「ここって、自由に出入りできるんだっけ?」と思ってたら・・・。


んなワケないじゃ~ん!



空港のセキュリティ並みに持ち物検査や金属探知機などの厳しい検査があります。


10時開門に合わせて行ったら、すでに長蛇の列でした。

結局、入場するまでに約30分かかりましたが、見学し終わって出て来た頃には待ち人数もなくすぐ入れそうでした。

もし、期間中に見学に行かれる方は少し時間をずらして行った方がスムーズに入場できるかも(お約束はできませんが)


迎賓館赤坂離宮の一般公開について 内閣府



室内は撮影できません。

なので、ポストカードの写真で紹介します。


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最初に案内されたのが「花鳥の間」(かちょう-の-ま)。

天井に描かれた36枚の絵や、欄間に張られたフランス製ゴブラン織風綴織、壁面に飾られた濤川惣助作の『七宝花鳥図三十額』に由来しているそうです。

周囲の壁は茶褐色の木曽産のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝。

室内の装飾はアンリー2世様式であり、シャンデリアはフランス製で重量は迎賓館の中で一番重く、約1,125㎏もあるのだとか。

重厚な雰囲気を醸し出しているこの部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂であり、最大約130名の席が設けられています。また、それ以外にも首脳会議等の場としても利用されています。





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彩鸞の間(さいらん-の-ま)

左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に、「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来しているそうです。


室内は19世紀初頭ナポレオン一世の帝政時代を中心にフランスで流行したアンピール様式であり、白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾されています。

10枚の鏡が部屋を広く見せており、広さは約160平方メートル。

この部屋は、表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間として使用されたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されているそうです。




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朝日の間(あさひ-の-ま)

天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車(チャリオット)を走らせている姿」の絵に由来しているそうです。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石。

天井画は長径8.26m, 短径5.15mの大きな楕円形で、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られています。

家具・室内様式はフランス18世紀末の個展主義様式。

この部屋は、国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談などの行事が行われています。





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羽衣の間(はごろも-の-ま)

名称は天井に謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平方メートルの曲面画法による大壁画があることに由来しています。

室内は朝日の間と同様、フランス18世紀末の古典主義様式で、迎賓館の中で最も大きな部屋だそうです。

正面の中2階には、オーケストラボックスがあり、これは、羽衣の間が舞踏会場として設計されたからだとか。

迎賓館の中で最も大きいシャンデリア(重量800キログラム)があり、広さは約330平米。

この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されるところでもあるそうです。




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主庭は全面砂利敷きで、中央には噴水池や花壇が設けられています。

フォード大統領(1974年、ハナミズキ)、エリザベス女王(1975年、ブラウンオーク)、ゴルバチョフ大統領(1991年、フユボダイジュ)の記念植樹があるそうです。






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正直、フランスのなんとか様式だの、ギリシャ建築の三様式のなんたら様式だの、フランスの古典主義様式だのと言われても「はぁ、さようでございまするか」って感じ。


キンキラ・ピカピカ 美術館みたい


今の時代にもし、迎賓館を作るとしたら、こういう西洋風なモノじゃなくて「これぞ、ニッポン!」的なモダン・ジャパネスクっぽいものを作るのかな?

(和風別館もあるけど、こちらは予約が必要)





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国賓級の方々が来る時はガードレールを抜いて、車でまっすぐ迎賓館まで通れるようになるようですね。

theme : ちょっと、お出かけ
genre : 地域情報

2017-04-24

大人の社会科見学 ~雅楽②~ 

2015年に引き続き、今年も縁あって雅楽の演奏会へ行って来ました。


前回と今回も少しばかり自分なりに雅楽について調べてみたのですが、一度や二度、三度行ったところで、なかなかその歴史だとか知識だとか、魅力を感じ取れるものではありません。




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日本には上代から神楽かぐら歌・大和歌・久米くめ歌などがあり,これに伴う簡素な舞もありましたが,5世紀頃から古代アジア大陸諸国の音楽と舞が仏教文化の渡来と前後して中国や朝鮮半島から日本に伝わってきました。雅楽は,これらが融合してできた芸術で,ほぼ10世紀に完成し,皇室の保護の下に伝承されて来たものです。
(宮内庁のHPより)





雅楽とは、日本で一番古い音楽と思われているようですが、雅楽はおよそ1400年前に中国大陸や朝鮮半島などを経てもたらされ、のちに日本古来のものと融合して定着されたものだそうです。




3世紀、4世紀から始まる古墳時代、それにつながる飛鳥時代(だいたい、6~7世紀の終わりまで)、この頃は大陸の音楽(アジアの音楽)がどんどん輸入された時代なのだとか。



朝鮮、新羅の国から楽人(音楽家)が独自の音楽と共に楽器を携えて日本へ渡ってきました。
また、その音楽は朝鮮だけでなく、中国の唐楽・インドシナ(ベトナム)、ビルマ、チベットなどに起源をもつ音楽もありました。



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そして、それらが日本古来の音楽と融合し、7・8世紀には日本独特の雅楽の形になります。

こうして、雅楽は天皇を中心とする貴族社会の宮廷音楽として、また、大寺、大社の儀式音楽として現在までほとんど形を変えずに残っています。


そういった意味で、音楽ジャンルの中では千年以上も前に音楽理論、形式がはっきりと定まり、なおかつ、今日までほとんど形が変わらずに残っているということで「世界最古」のものと言えるようです。




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雅楽には、その起源系統によって「国風歌舞(くにぶりのうたまい)」「大陸系の楽舞(がくぶ)」、および「歌物(うたもの)」の3つの種類があります。


そのあたりについては第1回目の記事をどうぞ↓

大人の社会科見学~雅楽~




雅楽には「管弦」「舞楽」、および「歌謡」の3つの演奏形態があります。


●管弦:大陸系の雅楽器で演奏する器楽合奏。現在では、もっぱら唐楽を演奏し、ほとんど高麗楽は演奏されません。
 舞を伴わない、合奏だけを楽しむスタイルで、西洋の菅弦楽(オーケストラ)のように、管楽器、弦楽器、打楽器からなっている大合奏。


●舞楽:音楽と共に奏する舞で、歌に伴って舞う「国風舞(くにぶのまい)」と、唐楽の演奏で舞う「左方の舞(さほうのまい)」と、高麗楽の伴奏で舞う「右方の舞(うほうのまい)」があります。


左舞:中国系の楽舞で唐楽に合わせて舞うもの

右舞:朝鮮半島系の楽舞で高麗楽に合わせて舞うもの






今回の演奏会では、前半に「管弦」、後半が「舞楽」でした。





これが管弦の演奏









雅楽と聞くとイメージする「あ、こんな感じ~」の演奏ですね

なんとなく聞いた事があるような・・・みたいな。





これは左方の舞








右方の舞







右方に左方と言われてもピンと来ませんが、右方は「朝鮮系」、左方は「中国系」ね~となんとなく覚えておくと、衣装や音楽にそのエッセンスを感じられます。

被っている帽子や衣装やお面など、また音楽のテイスト(?)など・・・・。








しかし、こんな昔から踊りってフォーメーションを組んでみんな同じ踊りを踊ってたんですねぇ・・・。

アイドル歌手などが、円や向かい合わせになって同じ踊りを規則正しく踊るのをなんか当たり前に受け入れていたけど、こんな古代からそのようなスタイルがあるとは改めて見ると不思議に感じました。




人間って、こうやって一緒に踊ったり歌ったりして何かを表現したり、一体感を感じたりしたのでしょうかね・・・。



雅楽よりも後の時代に、限られた人たちだけでなく、もっともっと広くの人に伝わるように試行錯誤の末に表現していく方向に変化していったのでしょうか・・・。そうやって、踊りや歌のジャンルも細かく分かれて行ったとか・・・。








雅楽は聞いても「共感するわぁ~」というツボが、まだちょっと見つからなくて、もうちょっとわかり易いメッセージならいいのに・・・とか感じたり。







「理解できること」とか「わかりやすさ」が溢れている現代、話せる言葉や知識は増えていても「理解できないこと」に近づかないようになってきている。避けるようになってきている、私。







「理解できること」がすべてじゃないし、完璧じゃなくてもいいんだけどね




あ、意味不明ですか?


へへへ・・・


自分もです。


自分でも何が言いたいんだか、わからなくなっちゃった(;^ω^)


大人の社会科見学の感想文は難しいっす

theme : 楽しく生きる
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プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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