2009-04-22
トラベル・ジュエリー
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「トラベル・ジュエリー」。
そう呼ばれるモノを知っていますか?
海外のホテルやレストランでは身につけているものをチェックされている・・なんて話を聞きます。
だからと言って、外国のマダムが身につけているようなゴージャスなジュエリーは持っていないし、とても高価で買えない。
それに、旅先に本物のジュエリーを持っていくのは失くしたり、盗難に遭いそうで怖い・・・。
しかし、ネットで見てみると見た感じは本物っぽい。素材は人造石。
英語圏では、こうした人造石を使用したジュエリーのことをトラベルジュエリーと呼んでいるそうです。
そして、トラベル・ジュエリーは本物の宝石に触れてきた、目の肥えた女性たちから火がついたものだそうです。ちょっと意外・・・。
※人造石は、天然石が自然によって生み出されたものであるのに対して、
研究所などで科学的、人工的につくられた宝石のこと。
最近では、欧米の有名人や富裕層の女性に限らず、一般の女性たちの間でも、旅行やスポーツ、仕事などに、高価な天然の石をセットしたジュエリーや時計をはめないのが常識になってきているとか。
本物のジュエリーともカジュアルなアクセサリーとも違う『第3の選択肢』という考え方なのですね。
雑誌の記事で読んで「へぇ、そんなものが・・・。でも、人工的に作った石なんでしょ?」と、ピンときませんでした。


ジュエリーハートアート
「どいうしもダイヤじゃなきゃ、や!」って人や「人工的なジュエリーにパッションを感じない」「財力があるから、わざわざ人工宝石を購入しなくてもいい」「別にそこまで見栄を張らなくてもいい」
・・・って、方には不要かも。
私は特に天然モノにこだわらず、ファッションとして持つにはOKかな?と思います。
「天然石」と言っても、色艶を調整したり、もともとは違う石を加工して別の石に作り変えるなど、さまざまな処理が施されいます。
純粋な天然石で加工しなくても美しい、というのはなかなか手に入るものではありません。
だったら、無理に天然石にこだわるよりももっと別の楽しみ方をしてもいいのでは?と思います。

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あの、ジャクリーン・ケネディ・オナシスもフェイクのジュエリーを愛用していたし、シャネルやクリスチャン・ディオールもフェイク・ジュエリーのデザインを手がけています。
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これはニセモノで本物っぽく振舞う、という考えではなく、あくまで「フェイクだからこそ可能な斬新なデザインを楽しむ」(本物だとしたらどれだけ高価になることか・・・)という挑戦だったのではないでしょうか。
冨と家柄を誇りたい貴族の女たちがかつて考えた方法は、家宝の芸術品のようなジュエリーを宝飾職人に並べて見てもわからないくらいそっくりにニセモノを作らせたとか。
そして、家宝の方は銀行の金庫の奥深くに眠らせておき、ニセモノの方を晩餐会やパーティにつけて出かけた・・・。
それが、かつての貴族やお金持ちが考えた方法だったそうです。女優のエリザベス・テイラーもそうだったらしい。
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そうなの?
まぁ、そこまで見栄を張るのはどうよ?と思いますが、例えフェイクでも身につける人の気品や放つ雰囲気で本物の輝きに変えられるなら素敵だな、と思います。
結局は、自分磨き。
本物がただのコピー品やガラス玉にしか見えないんじゃあ、勿体無いですね。
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