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2017-06-12

そら豆のほら話?

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八百屋で目に入って、なんか惹かれて買いました。




どっちかと言うと、私は特に好きなわけでもないので「自分で買う」というのは珍しいのですが、今が旬!とか言われちゃうと、

ああ、新鮮でいきいきしたモノを食べたい!

その魅力に触れたい!


・・・と思うんですよね


と、いうワケで「そら豆」です。



そら豆は、世界最古の農産物の一つと言われているそうです。


名前の由来は、サヤが空に向かって伸びることからとも言われ、蚕の繭に似ているとか、蚕の季節に豆がなるため「蚕豆」とも言うのだという説があるようです。


世界最古の農産物の一つと言われるだけあって、古代ローマやエジプトでは、儀式に使ったという記録も残っているほど、古い歴史のある食材なのだとか。









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なんと、そら豆には死者の魂が宿ると考えられており、紀元前5世紀頃のエジプトでは、死者の魂が宿るそら豆を神官が嫌ったため、庶民もそら豆を食べなかったということが記録に残されています。



古代ローマやギリシャでもそら豆は死者の魂や出産と結びつけて考えられており、死者の供養にそら豆が用いられました


またピタゴラスの定理で有名な、古代ギリシャの数学者ピタゴラスは「死者の魂が眠る」などと言って、弟子たちに畑に近づくことも、そら豆を食べるのを禁じたりもしていました。


ピタゴラスは、そら豆アレルギーだったのではないかと言われています。



ピタゴラスの最後についてはいくつかの説が・・・。

●その一つはそら豆に関連しています。
敵に追われて逃走したピタゴラスはそら豆畑に行き当たり、そら豆畑に入る以外に逃げ道がなくなったため、やむなく逃げるのを断念して敵に捕まって処刑されたという説

●ピタゴラスも死者の魂がそら豆に宿ると信じていたので、死を目前にしてそら豆畑に入ることを嫌い、苦しいアレルギー症状よりも死を選んだのではないかという説


ホントのところ、どうだったんでしょうね~?





でも、実際に、そら豆の原産地である地中海周辺や中近東地域のスペイン、イタリア、ギリシャ、アルメニア、ユダヤなどではそら豆アレルギーの人が多くいるそうです。



そら豆に含まれる毒性物質によって起こる食中毒=ソラマメ中毒というものがあり、そら豆による中毒症状は「ファビズム」と呼ばれます。



「ファビズム」とは遺伝病の一種で、地中海沿岸、アフリカ、東南アジアの人たちが発症することがほとんどです。


そら豆による中毒症状は、発熱、黄疸が起こったり、溶血性貧血によって最悪の場合は死に至る場合も・・・。


花粉を吸い込むだけでも、危険だともいわれています。

これは遺伝的病気だと考えられており、特にそら豆を生で食べたり花粉を吸うと発症しますが、加熱したそら豆でも発症の危険があるようです。



ですが、ソラマメ中毒は地中海沿岸、北アフリカ、中央アジアなどでよくみられますが、日本ではあまり報告がないそうです。



日本での発症報告数が少ない理由は、発症が多くみられる地域のようにそら豆を準主食とはせず、日常生活であまり食べないこと。



また、地域により、栽培されている品種も違うので日本人の発症は少ないのです。





しかし・・・。

そら豆のサヤはあんなに大きいのに、剥いてみると2粒か3粒くらいしか入ってませんねぇ

全部サヤを剥いてみて「ええ~?これだけ?」と、ちょっとびっくり。


でもまぁ、あんまりたくさん食べすぎず、少しづつ美味しく旬の味を楽しみましょう(って、ピタゴラスやアレルギーの話をした後にナンだけど)






  



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ところで、最近はそら豆の豆苗があるのですね~

個人的には、大豆の豆苗よりも食べやすいのでリピート買いしています。

炒め物として使ってもシャキシャキ食感が残り、味にも癖がないです。

また野菜では珍しくポリフェノールがたくさん含まれています!(^^)!




豆苗は、収穫される量も時期も限られており、かつては中華料理店でしかお目にかかることがない高級食材だったそうです。

1995年頃から日本でも栽培が始められ、今では大量に生産されており一般家庭でも安価で入手できるようになりました。
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プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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