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2017-11-15

ボジョレーヌーボーの「知らなカッター」

近所のスーパーの広告を見ていたら「11月16日(木)はボジョレーヌーボー解禁」の文字が・・・。


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ボジョレーヌーボーの解禁日は、1985年より毎年11月の第3木曜日に決められています。




この日の0時00分になるまで、ボジョレーヌーボーを販売・消費することは、フランスのワイン法で禁止されているのだとか。




もともとはボジョレーヌーボーに、 解禁日など定められてはいませんでした。

そのため販売者たちは、われ先にとボジョレーヌーボーの販売開始日をどんどん前倒ししていたのです。


しかし、あまりにも競争が過熱した結果、ワインの醸造が終わらないうちに、販売を始めるお店が出てきました。




その結果、それではボジョレーヌーボー全体の質が落ちてしまう事になりかねません。


そこでワインの質を守るために解禁日を設け、その日まではボジョレーヌーボーの販売・消費を禁止することにしたのだとか。







そもそも、このボジョレーヌーボーとはどんなワインなのでしょう?



フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で造られるワイン。

ヌーボー種はガメイ種を使用する事が法律で決まっているそうです。

ワインは寝かせる(熟成させる)ほど良い、というイメージがありますが、ボジョレーは若いうちに(2~3年)に飲むタイプのワインで、ヌーボーは遅くても翌年の1月ぐらいまでに飲むのが良いそうです。



ぶどう畑2
日本のブルゴーニュ?勝沼



フランス語の「ボジョレー・ヌーボー」の意味とは

ボジョレー:ボジョレー地区
ヌーボー:新しい

・・・だそうです。

つまり「ボジョレー地区で作られた、その年の新酒」という意味。



2017年に収穫された葡萄を短期間で醸造し、市場に流通させた ものが、その年のボジョレーヌーボー。

葡萄は、まわりの環境によって味が変化しやすいので気候状況によって、味が毎年違います。





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また、ボジョレーヌーボーは普通の赤ワインとはちょっと違う作り方をするのだとか。


それは「マセラシオン・カルボニック醸造法」という醸造方法で、葡萄をつぶさずにそのまま発酵させる醸造方法のこと。



葡萄を破砕圧さくする前に、密閉タンクに葡萄を入れ、加圧、温度コントロール(約25℃)して、葡萄自体で小規模なアルコール発酵をさせる。

これが、特徴で、ボジョレーヌーボーの香りが生成されます。

その後、普通の赤ワインと同じく果汁を搾り、酵母を加えてアルコール発酵させるのだとか。

さらに、発酵終了後に澱引き(おりびき)、ろ過、瓶詰されてすぐに出荷となります。




解禁日に間に合うよう、なるべく早く葡萄を発酵させ、短期間でワインに仕上げるために この方法がとられているんですね~





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広告を見て見ると赤ワインのボトルの写真しか掲載されていませんが、ボジョレーヌーボーに白はないの?(すみません、素人の素朴な疑問です)



調べてみると、 厳密にいえばボジョレーに白は存在しないのだとか。

なぜならば、ボジョレーヌーボーを作る際に使われるガメイ種は、赤ワイン用の葡萄の品種だから。




•ボジョレー地区以外で生産された、ヌーボー(新酒)
•ヌーボー(新酒)ではない、ボジョレー地区で作られた白ワイン



ならありますが、中にはこれらのワインを、あたかもボジョレーヌーボーの白であるかのように扱っているところもあるそうなので、注意が必要だそうです。


知らなかった~!



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知らなカッタ~!と言えば、「ヌネッサ~ンス!」のネタで知られるお笑いコンビ「髭男爵」


「ルネッサ~ンス!」のネタが年に一度のこの時期に活躍するのですねぇ


「なんとかカッター!」(何だっけ?)のネタのひぐち君は、ワインエキスパート資格保持者なのだとか。


 「ワインエキスパート」とは、社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格で、ソムリエ資格試験は飲食店勤務者しか受験できないそうですが、ワインエキスパート資格試験は一般も受験可能なのだそうです。


所属事務所によると「毎年ボージョレヌーボーの解禁イベントに呼ばれてもワインのことを何も知らなかったため、資格取得を決意した」ということです。




ワインエキスパートとは、社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格。

職業、経験は不問、20歳以上のワインを愛する人ならどなたでも受験できます。

毎年8月に一次試験、9月に二次試験が行われています。


「ソムリエ」という資格がありますが、ソムリエとワインエキスパートは、どちらも日本ソムリエ協会が認定する資格で、中身は事実上同じ。試験は同じ日に行われ、問題も80%くらいは同一、したがって難易度もほとんど変わりません。



「ルネッサ~ンス!」のネタがいつまで通じるかわからないけど、資格を持とうと踏み切って努力し、実を結んだところが素晴らしいですね。

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theme : 季節を感じる
genre : ライフ

プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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