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2020-07-11

究極の栄養源







「少し前から、情報としては聞いてはいたんです・・・。でも、まさか、ここまでとは・・・」








これって、何の話だと思います?







ズバリ。











昆虫食です。







初めてその話を聞いたのはラジオ番組でした。



なんでも、ヨーロッパではスーパーで昆虫スナックが売り出されており、売り切れているとか!


今や、ヨーロッパでは、“新食品”として昆虫食が注目されているそうです。


昆虫食は、たんぱく質が豊富で環境への負荷が少ないすぐれた食品というふれ込みです。





そのきっかけの一つが、EU(欧州連合)加盟国で2018年1月1日に施行された「Novel Food(ノヴェルフード)に関する規制」と言われています。この中で、昆虫が“ノヴェルフード(新食品)”に規定されました。




●ノヴェルフードとは?

ノヴェルフードとは、最初の新食品法令が発効された1997年5月以前にはEU加盟国において消費されてこなかった食品や食品原料。新たな技術や製造工程で作られた食品、EU外で伝統的に食べられてきた食品なども含まれます。これに該当する食品・食品原料は、EU議会および理事会の定める法令に従い、安全性の承認を得なければなりません。



昆虫が“食品”として承認されるようになったことで、安全性が認められた昆虫は、EU加盟国で自由な取引や販売ができるようになりました。これを機に、昆虫の養殖や流通が盛んになり、“昆虫食”がさらに大きなビジネスになるのではないかと注目されています。

(BOGS GROOVE “新食品”としてヨーロッパで注目される昆虫食より)








タイでは街の屋台でも昆虫の素揚げとかのスナックが販売されており、「今さらですか?」的な、定番の食品です。






日本でも、イナゴの佃煮とか蜂の子とか食べていたんですよね?


なんで、今さら・・・?








とか、思っていたのですが・・・。


牛の体重を1キロ増やすのに必要な水が1500リットルなのに対し、コオロギは1リットル。CO2(二酸化炭素)排出も少量で済みます。

しかし、コオロギは100グラム当たりのタンパク質量は牛とほぼ同じ・・・。


カタチは違うけど、栄養価は同じじゃ~ん?コオロギってエコじゃ~ん?!(か?)









欧米では昆虫食の関連企業が次々と登場しており、EUも食用昆虫の取引を自由化(ヨーロッパイエコオロギ、ミツバチ、トノサマバッタなど)・・・。





虫を食べることについての許容度が比較的高いのは、飼育・販売が許可されたフィンランドだそうです。







この代表的企業が、コオロギを使った食品や昆虫食に注目したのは、2012年に火星移住計画「マーズ・ワン」に応募し、火星での食料確保について考えたときだったとか。


「地球の資源枯渇や人口増加による食料不足の問題に通じると思った」と語った。「コオロギは飼育場所も取らず、餌は食料廃棄物でフンは有機肥料にできる」

(ニューズウィーク日本版 昆虫食は人間にも地球にも優しい(食糧危機対策になるだけでなく)より)






新聞



そこで、昨日読んだ記事がこれ。




食料増産、急ぐシンガポール 9割以上輸入に依存、コロナで危機感


世界有数の貿易拠点として発展してきたシンガポール。いま、官民で力を入れているのが国内での食料増産だ。もともとは気候変動による将来の食料不足をにらんだ戦略だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による各国の国境封鎖で、さらに危機感を強めている

(朝日新聞 2020年7月10日(金) 世界発2020より)








シンガポールの国土は東京23区とほぼ同じくらいで、そのうち農地は1%以下という都市国家です。





農地が少ないことから食料自給率も低く、2019年の食料全体の自給率は生産額ベースで10%以下で、食料は周辺国からの輸入がメインということに・・・。





シンガポールは、なんと約170の国から食料を輸入しているそうです。




シンガポールは今のところ、食料不足に直面しているわけではないそうですが、将来、気候変動や都市化などで食糧不足が現実になる可能性が否定できないところです。





また、新型コロナウイルスによる食料確保への不安もあります。





シンガポールは食料の9割以上を輸入に頼っているという現実。




政府が「心配はない」と国民に呼びかけつつも、それでも不安はぬぐえずスーパーなどはたびたび食料を買う行列ができるとか。









そこで、政府が打ち出したのは「30年までに30%戦略」。






今、10%に満たない栄養ベースの自給率を2030年までに30%引き上げられる計画だとか・・・。






特に、力を入れるのが卵や魚、葉物野菜の生産を増やすこと・・・。






6月には政府が希望者に野菜の種を配り、自家栽培を促したとか?




う~む・・・。







この際、昆虫食も検討してはいかがでしょう?





粉末コオロギを食べると腸内環境が改善するとの研究結果もありますし、揚げたコオロギは小エビのような風味だとか。




香ばしく炒れば干しエビのような美味しい出汁が出るかもしれないし、粉末にして海苔とか玉子とか混ぜてフリカケにすれば、ご飯を食べるシンガポールでも新しい「名物」に!(か?)





高温多湿で自然栽培でもどんどこ増えそうだし、工場管理するにしてもシンガポールの徹底した衛生管理で育てれば、いずれ「シンガポール・ブランド」として世界に売りさばけるのでは・・・?








ここまで読んでも皆さんは「それでも・・・昆虫食?ありえね~!」と思うでしょ?




でも・・・。





なんと、あの無印良品でも「コオロギせんべい」が売りだされて即日完売なほど人気なのです・・・(見たことないし、存在も知らなかったけど)





昆虫食・・・





アナタのすぐそばまで来てますよ・・・・




へっへっへ・・・






ちなみに「昆虫料理研究会」のHPによる

美味しい昆虫ベスト10



1 カミキリムシ【幼虫】:直火で焼くと皮はパリパリで中身はトロリと甘い。コクがありクリーミーなバターの食感。マグロのトロの味にたとえられる。ファーブルも絶賛。

2 オオスズメバチ【前蛹】:しゃぶしゃぶ風にさっとゆがいてポン酢でいただく。甘味と旨みが濃厚で、鶏肉や豆腐に似た風味。繭を作った直後の前蛹が一番旨いとされ、「フグの白子以上」と賞賛される。

3 クロスズメバチ【幼虫・蛹】:小粒ながら旨みが強く、甘辛く煮てご飯に混ぜると、うなぎ丼の風味。長野や岐阜、愛知の伝統食。

4 セミ【幼虫】:肉厚で歯ごたえ満点。ナッツ味。燻製もオススメ。

5 モンクロシャチホコ【幼虫】(通称=サクラケムシ):毛虫という外見からは想像できない上品な桜の葉の香りに驚かされる。旨みも濃い。

6 タイワンタガメ:強面に似ず優しい洋ナシの匂いがする。この匂いはオスが発するフェロモンで、果実やハーブなどに含まれる人にとってリラックス効果のある天然成分。

7 トノサマバッタ:大きいので食べごたえがある。飛翔能力が高く、捕るのも楽しい。揚げるとピンクに染まり見た目にも食べやすい。エビ・カニに近い食感。

8 ツムギアリ【卵・幼虫・蛹】:ほのかな酸味、はじける食感、見た目は白いご飯粒

9 コオロギ(ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギ):身が柔らかで淡白なイエコ、硬く締まって歯ごたえ十分なフタホシ

10 イナゴ:稲作とともに食べられてきた国民的伝統食。江戸時代には「陸(おか)エビ」と呼ばれた。小エビに似たサクサクした食感。









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genre : ライフ

プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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