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2022-07-06

「ちちんぷいぷい」の意外な歴史



皆さんは、大人になってから外出先で転んだことはありますか?







先日、職場の同僚が硬いアスファルトの駐車場で転んで大けがをし、仕事を休みました。








某雑誌の編集部が、全国10〜60代の男女1,789名を対象に、「転倒について」の調査を実施したところ、






「大人になってから外出先で転んだ経験がある」と答えた人は、全体で47.7%だったとか。






女性の場合はヒールのある靴などの影響もあるようですね








子供の頃はよく転び、そんな時は「ちちんぷいぷい ちちんぷいぷい 痛いの、痛いの飛んでいけ~」なんて言葉をかけられたものです。








実はこの「ちちんぷいぷい」というおまじない、元になった言葉があります。








智仁武勇御世の御宝(ちじんぶゆうよ の おんたから)






3代目将軍徳川家光の乳母の春日局が、家光が竹千代と呼ばれた幼きころ、泣いている竹千代に対して








「あなたは智(知恵)、仁(いつくしみ)、武勇を備えているのですから、このくらいのことで泣いてはいけません。我慢しなさい」と、励ました言葉だそうです。








「智仁武勇」の伝説は、江戸時代の太田全斎編の国語辞典(26巻)『俚言集覧』(りげんしゅうらん)に掲載されている伝説であるようです。








この話が、一般庶民に伝わった時、「智仁武勇(ちじんぶゆう)」の部分が「ちちんぷいぷい」に変化して、伝わったそうです。









その伝説が元となって [ちちんぷいぷい七里結界」(ここは四方七里に邪を寄せ付けない結界だから安心しておくれ)という言葉が生れたり、








民俗学者・柳田国男が紹介する「屁こき爺」という昔話などが生まれたようです。










江戸時代にはいろんな「おまじない」が流行ったそうです。








●母乳が出やすくなる、おまじない



橋の欄干にあるスライム型のオブジェ『擬宝珠』が乳首に似ているということで、擬宝珠に水をかけることで母乳が出やすくなるとか・・・



P4050256_convert_20220517235637.jpg



擬宝珠は、単なる飾りではなく、



幕府が管轄する「御公儀橋」にのみ設置が許された特別な建造物なのです。










●船酔いしない、おまじない
(他人にやってもらうおまじない)






PB170086_convert_20141130231336.jpg



①船酔いしたくない人が座ろうとする場所に、指で 『賦』 という漢字を書きます。
その時、最後の『、』は打ちません。





②指文字を書いた場所に座らせ、最後の『、』を その人のおでこの真ん中にチョンと打ちます。



これで船酔いしませ~ん(ホンマかいな)






「ちちんぷいぷい」なんて、どこか外国の童話に出て来るおまじないの言葉かと思っていましたが、驚きですね~











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theme : **暮らしを楽しむ**
genre : ライフ

プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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