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2015-11-01

あの道、この道、そこの道 マイ・ウェイ

早いもので、11月に入りましたね~


ボチボチ紅葉して来ましたが、今年はどこに紅葉狩りに行こうかな~?




ところで、皆さんこの歌は御存じ?


「マイ・ウェイ」。


フランク・シナトラなどが歌った、有名な曲ですね。


日本で知られている歌詞はこんな感じ↓




いま船出が 近づくこの時に ふとたたずみ 私は振り返る

遠く旅して 歩いた若い日よ すべて心の決めたままに

愛と涙と ほほえみに溢れ いま思えば 楽しい思い出を

君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の決めたままに

私には愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ

すべては心の決めたままに


愛と涙と ほほえみに溢れ いま思えば 楽しい思い出を

君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の決めたままに

私には愛する歌があるから 信じたこの道を 私は行くだけ

すべては心の決めたままに
                             [詞:中島淳]








英語の歌詞・訳だとこんな感じです↓


My way  マイ・ウェイ

そして今や終わりが近づいている
僕は人生の終幕を迎えているのだ
友よ、はっきりと言おう
確信を持って言うことが出来るよ
僕は精一杯生きてきた
どんな道も避けずに通ったが
更に、それ以上に自分の道を歩んで来たのだ

少しは後悔することもあったよ
いまさら言う程の事ではないが
目を逸らさずにするべきことはしたし
自分で立てた人生の設計図をもとに遠回りをしながらも慎重に歩み
更には、それ以上のことを自分なりの方法で成し遂げたよ

だが君が知っての通り
自分の力を超えたことをして持て余したこともあった
だけどどんな時でも、疑問が残れば
それを食い尽くしてからそいつを吐き出してやった
僕はひるむことなく何にでも立ち向かい、自分の道を生きてきた

僕は愛し、笑い、泣いた
欲しいものは手に入れたけれど、失うこともあった
そして今や涙は乾き、楽しい思いで一杯になったのを感じるよ
僕がして来たいろいろなことを考えると
ためらい無く言えるだろうけれど
「ああ、いや、そうではないんだよ、僕に限っては、自分の信じることをしてきたのさ」

男として何をすればいいのか、何を得れば良かったのか?
自分を偽れば、彼が本当に感じた事を言う事も出来なければ
祈りの言葉も口にすることは出来ないだろう
僕の人生の履歴は僕が戦いながらも
自分の信ずるままに生きてきた証なのだ!

そうさ、それが僕の生きる道だったのさ
(ポール・アンカ)









そう、多くの人が前向きなイメージを抱く歌ですね。
死期の近づいた男性が自分の人生について「自分の人生は良い人生だった。自分は自分の思うままに生きた。後悔はない」という想いを声高らかに歌っています。


日本では、フランク・シナトラの英語版の歌詞を和訳された歌が有名ですが、実際はフランスのポップスシンガー、クロード・フランソワが創唱したフレンチポップスだそうです。


フレンチ・ポップスって・・・。なんか、歌のイメージと全然違うなぁ・・・と思うでしょ?

そして、驚きと言えば歌詞の内容も全然違います。


お~い!前向きな歌詞はどっから来たんじゃ~?!って感じ。

それは、英語版の歌詞のような前向きな内容ではなく、倦怠期の夫婦の淡々とした日々を歌ったもの。

そこにあるのは、悔いなき人生!というよりも、むしろ「なんで、こうなっちゃったのかな~」「自分の人生、これで良かったのかな~」という嘆き・・・


ポール・アンカが書いた英語詞との温度差が随分とありますね~

ポール・アンカはきっと、「いやいや、そういう人生ばっかりじゃないでしょ!もっと前向きに生きなきゃ!」と思い、あえて明るい内容にしたのかもしれないですね~



クロード・フランソワの最後は悲惨なものだったそうです。
自宅アパートの割れた電球で浴槽を照らそうとして感電死したのです。

歌の歌詞のように「なんだかな~」な、トホホな終わり方だったのね・・・




それが、この歌詞↓



フランス語(原曲)の歌詞・訳


Comme d'habitude  いつものように


僕は起きて君を揺するけれど
いつものように君は目を覚まさない
風邪を引かないように
いつものように君の体にシーツを引き上げ
いつものように僕の手は君の髪を撫で
本当のところ面倒くさいのだが
だけど君は僕に背を向ける
いつものように

そこで僕はすばやく着替える
いつものように寝室を出て
一人でコーヒーを飲み
いつものように遅刻し
音も立てずに家を出る
いつものように空はどんよりと曇って
寒さを覚え、襟を立てる
いつものように

いつものように、一日中
僕は同じようなことを繰り返し
いつものように微笑むだろうし
いつものように笑いさえするだろう
結局のところいつものように生きようとするんだ
いつものように

そうして一日が過ぎていく
僕はいつものように帰って来るけれど
君は、出かけているだろう
いつものようにまだ帰っていない
たった一人で僕は寝るだろう
この冷たいでかいベッドでいつものように
僕の涙、それは隠そう
いつものように

いつものように、夜も
それらしく振舞おう
いつものように君は帰ってくるだろう
いつものように君を待っているだろう
いつものように君は僕に微笑みかけるだろう
いつものように

いつものように君は服を脱ぎ
いつものように君はベッドに入って来るだろう
いつものようにキスをするだろう
いつものように

いつものようにそれらしく振舞い
いつものようにセックスをし
いつものようにそれらしく振舞う







「MY WAY」。

自分の前に道があるのなら、どの道を選びますか?

体力に合わせて選ぶのもよし、景色がいい道を選ぶのもよし。
道草してもいいし、走って先を急いでもいい。

ただ、大事な事は、自分のペースで進むこと。

無理して人に合わせても、いつか息切れする。

人と自分の歩幅も、心地良いと思えるスピードは違うのだから・・・。



大事な日々を積み重ねて行って、進むべきゴールを目指して下さいね



今年もあとわずかですよ~



今月はちょっとリフォーム工事もするし、フリマにも参加するので、個人的には師走な気分です。








アナタの道はどんな道?

どの道がお好み?



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comment

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気づけば11月

ラーダさん おはようございます。

[マイ・ウェイ]いい歌ですよね。
え。今や終わりが近づいている?!倦怠期の夫婦の淡々とした日々?!!!
ちょっとびっくりしました(^^;)
ラーダさんのブログはちょっとした知識を得ることができるので楽しみです♪

この曲は私が若かりし新入社員の頃、カラオケでオジサンが腕を組みならが、熱唱していた思い出があります。今やそのオジサンより年齢が上になったことが怖いですが(^^;)

私もマイペースで歩んでいきたいですね。

リフォーム工事にフリマですか。忙しいですね。風邪には気をつけて(^^)

それにしても、布施明って声変わらないと思う(^_^)

No title

おはようございます。

 布施明の[マイ・ウェイ]は大好きな歌のひとつです。
 この季節にぴったりですよね。

 ラーダさんのブログでいろいろ聴き比べをさしてもらいますね!

 
 

あの道、この道、そこの道

おはようございます ラーダさん
マイ・ウェイの歌詞 英語の歌詞までは見たことがありました
でも、原曲の歌詞は初めて見ました
ショックですね この曲が流れるフランスは皮肉屋さんですね
若い時は皮肉も言ってましたが、今は駄目ですね 素直が一番楽です

「マイ・ウェイ」英語版ほど、前向きにはなれないけど
英語版みたいに考えたいですね 現実はフランスですね(笑)

No title

ラーダさん こんにちは。

マイ・ウェイ・・・これをよく歌っていた人がいたと思いだしていました・・・。

布施さんに英語版、原曲版とラーダさん良く知っていますね~
しかしお国がらというか、三者三様ですね(*^_^*)

今日はリフォームにフリマとはお忙しいですね。
身体に気をつけてくださいね~~~(*^^)v

No title

フランス語の原曲、こんなに奥さんに不満があってこんなにすれ違ってるのに、
オイオイ!結局やるのかよ!って突っ込んでしまいました。。。

世界一美しい道、どれも絵のようで綺麗ですね~
バオバブの木の道はマグリットの絵みたいですね~

交差点の家もなんか童話の世界の一コマのよう。

自分の目の前の道、どれを選ぼうなんて考えた事ないけど、振り返って後悔するのはやめようって思います。
失敗があってこそ成長できるんだから。

ラムネさま

>[マイ・ウェイ]いい歌ですよね。


親世代がオールウェイズ好きだったので、なんとなく聞いたことがあったんですよ。
いろんな人がカバーしてますねv-22


>え。今や終わりが近づいている?!倦怠期の夫婦の淡々とした日々?!!!
ちょっとびっくりしました(^^;)


俺は俺の道を行く!それが俺の人生さ~みたいな歌かと思ってました。
そんな人生を振り返って・・・みたいな内容とは私も知りませんでした。

フランス版はお国柄というか、どっかシニカルな感じですねぇv-12


しかし、そんな淡々とした日々を歌っているわりに情熱的な雰囲気・・・。
そのギャップもなんだか・・・


>ラーダさんのブログはちょっとした知識を得ることができるので楽しみです♪


そう言って頂けると嬉しいです。
とりあえず、ネタのない時のために「ちょっと面白そう」と感じた情報をストックしてます。

まるで、自分の巣にドングリをため込むリスみたい・・・v-34


>この曲は私が若かりし新入社員の頃、カラオケでオジサンが腕を組みならが、熱唱していた思い出があります。


「マイウェイ」って曲はそんなイメージですよね~
結婚式とか、おっさんが悦に入りながらシミジミと歌う曲・・・みたいな。まぁ、上手ならまだいいんですが(*_*)


>今やそのオジサンより年齢が上になったことが怖いですが(^^;)

いや~・・・そうなんですよねぇ
私もだんだん「染みるなぁ」って感じる年齢になって来ましたよ。

これは若造が歌う歌じゃないですもんね。



>私もマイペースで歩んでいきたいですね。


誰にも乱されない「自分のペース」は大事だと思います。

家族であってもやっぱり心地よいと感じるペースは違うなぁと思います。

時には誰かに合わせる柔軟性も必要だとは思いますが、息切れしない程度で♪


>リフォーム工事にフリマですか。忙しいですね。風邪には気をつけて(^^)


リフォームは「いつか」と思っていたのが、お隣さんがリフォームする事になり、そのご縁でうちも同じ業者に頼む事に・・・。

ずっとウダウダ考えていた事にもタイミングってあるんですねぇ・・・

嘘みたいに物事がサッサッサと進んで行きます・・・。



時間を見つけてフリマの準備も進めて行きたいと思います。

このところ、乾燥しているので気をつけないといけないですね~

お互い、残り少ない今年を元気に乗り越えましょう!v-30



>それにしても、布施明って声変わらないと思う(^_^)

素晴らしい声ですねぇ・・・。言葉がすっとはいって来るせいか、染みますねぇ・・・

cocoさま

>布施明の[マイ・ウェイ]は大好きな歌のひとつです。
この季節にぴったりですよね。


布施明さん、声量もあって本当に歌がお上手ですね!

いろんな方々が歌っていますが、一番安心して聞ける・・・v-22


ちょっとアレンジの入っている曲でしたが、アレンジなしの「マイ・ウェイ」をじっくり聞いてみたいです


>ラーダさんのブログでいろいろ聴き比べをさしてもらいますね!


いろんな人の「マイ・ウェイ」。
それぞれ、自分なりの思い入れがあるのでしょうね・・・。

フランク・シナトラはやっぱり風格がありますね。大御所って呼ばれる人の歌の重みを感じましたv-353

ラテンな雰囲気のジプシー・キングスの歌は個人的には一番好きです。

日本の演歌みたいに楽ありゃ苦もあるさ♪的などっか突き抜けた感じが心地よかったです。

cocoさんはどの「マイ・ウェイ」が気に入りましたか?

ヨッシィーさま

>マイ・ウェイの歌詞 英語の歌詞までは見たことがありました

英語版の訳が一番しっくりきますね。これが馴染みあると言うか・・・。
なんか「そうであって欲しい」歌詞・・・。


>でも、原曲の歌詞は初めて見ました
ショックですね この曲が流れるフランスは皮肉屋さんですね


いかにも、フランスらしいシニカルな感じですね。アンニュイな影のある歌詞というか・・・。

しかし、淡々と歌うでなく、心の叫び!という感じで熱を帯びるところがジュテームな国っぽいというか・・・v-35



>若い時は皮肉も言ってましたが、今は駄目ですね 素直が一番楽です


おほほ。素直でよろしい !(^^)!v-353



>「マイ・ウェイ」英語版ほど、前向きにはなれないけど 英語版みたいに考えたいですね 現実はフランスですね(笑)


あら~、ヨッシィータンったら、お・ちゃ・め♪


まぁ、どこの家庭だってある程度の年齢になったらなれ合いになりますよね~

でも、刺激ある生活よりも静かにシミジミと噛みしめるシアワセもありますもんね

ヨッシィーさんのご家庭はブログからも夫婦の仲の良さが溢れていますよv-22

ヨッシィーさんのマイ・ウェイのその先もきっと、美しい景色が広がっていますよ

masumiさま

>マイ・ウェイ・・・これをよく歌っていた人がいたと思いだしていました・・・。


きっと、その方なりに振り返る事が多い人生だったのだろうと思います。

昔から知ってる曲ですが、若い時に誰かが歌っていてもあまり何も感じなかったけど、今となると「ああ、この人なりの道のりを思い返しているのだな。あの人の歩んで来た道はどんな道だったのかな?といろいろと想像してしまいそう・・・。

ちょっと、「あの人のマイ・ウェイ」を聞いてみたい気持ちになりましたv-22



>布施さんに英語版、原曲版とラーダさん良く知っていますね~


いやいや、YouTubeで芋づる式に出て来ます。

ウィキペディアって便利~!・・・って、期待を裏切ってすみませんv-356



>しかしお国がらというか、三者三様ですね(*^_^*)


ホントですね~
いろんな「マイ・ウェイ」がありますね。
布施明さんのマイウェイはアレンジなしでシミジミ聞いてみたいです。

フランク・シナトラ・・・。人の好さそうな顔していろいろあった人生だったんだろうなぁ・・・v-356


>今日はリフォームにフリマとはお忙しいですね。
身体に気をつけてくださいね~~~(*^^)v


リフォームはずっと考えていたのですが、なかなかアクションに移せないでいました。

でも、お隣さんがちょうどリフォームをするので紹介してくれて、うちもトントン拍子で工事することに・・・。

「きっかけ」さえあれば、ホントに物事があっという間に動き出しますねぇ・・・

フリマもちょっとしたおしゃべりがきっかけでしたが、今月はそういう月なのかも・・・v-354

体には気をつけないといけないですね。
急に寒くなりましたね(*_*)

シュムックさま

>フランス語の原曲、こんなに奥さんに不満があってこんなにすれ違ってるのに、 オイオイ!結局やるのかよ!って突っ込んでしまいました。。。


そこが、ジュテームv-344の国なんでしょうなぁ・・・。そういうことも日常で、日常をこなすことも人生・・・。

人生とは日常の繰り返しである・・・な~んつって!

しかし、そんなグダグダとした毎日を声高らかに歌って楽しいんか?って思います・・・v-12


>世界一美しい道、どれも絵のようで綺麗ですね~
バオバブの木の道はマグリットの絵みたいですね~


なんか、ほんとに絵みたい・・・。実際にあるってことが不思議ですが、あんなところに住んでいる外国人にとっては渋谷の人ごみにまみれた交差点も不思議な道なんでしょうね・・・v-356


バオバブの並木道・・・。並木道って・・・。
なんかシュールな場面・・・




>自分の目の前の道、どれを選ぼうなんて考えた事ないけど、振り返って後悔するのはやめようって思います。
失敗があってこそ成長できるんだから。



日常は小さな選択を繰り返しているのだと思います。

今日何食べよう?とか、どこ行こうとか、どの服着よう?とか・・・。

その時々の小さな選択も自分なりに後悔しない選択。

その小さな選択もちょっとしたひらめきで変わってしまうこともあるし・・・。

どうも、大きな一本の道を想像しがちだけけど、実はもっと細かい道がたくさんあるのかな~という気もしてきました。

どっかで寄り道して、どっかでリフレッシュしたり、刺激を受けたり・・・そして、また大きな道に戻ったり・・・


でも、道があれば間違って進んでもまた戻れるし・・・



さぁ、どうなんでしょうかね・・・v-282
プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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