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2017-01-18

美しい夜景スポットの今昔物語 姨捨

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旅の2日目が慌ただしかったのは、この駅に行くのが目的でした。

なぜ、こんな無人駅に行きたがるのか、ダンナよ・・・。

もっ、もしや?!



・・・と、妙な気持ちになってしまうのは、この駅名のせいでしょう。

姨捨



皆さん、読めます?




「おばすて」




そう・・・。





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年老いた婆さん(親)を背負って、捨てに行く・・・っていう伝説の場所ですよ。


てっきり「婆捨て山」っいう文字かと思ってました。








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そんな名前の駅ですが、今では日本三大車窓の1つと数えられ、標高が高く眺望の良い手近な場所にあることより、観月と風景を楽しむ観光エリアです。





また、日本経済新聞社の2007年アンケート「足を延ばして訪れて見たい駅」の全国第2位にランクされ、2008年には全国に数ある月の名所の中から当駅周辺が第1位の「お月見ポイント」に選ばれています。






『日経おとなのOFF』では「日本三大名月の里」の1つに数えられており、2012年には「日本夜景遺産(自然夜景遺産)」に認定されているそうです。






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駅のホームに降り立つとどど~んと開けた景色が見えます。








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椅子も全部、風景が見える方に向かって設置されています。









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以前紹介した豪華列車「四季島」もこの駅にわざわざ景色を堪能するために停車するそうですよ~




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さすが、豪華列車・・・いいとこどりですな








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ダンナいわく、夕暮れから日没まで空や景色の移り変わりを感じたかったそうです。







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うっすらと雪が積もった山道を電車で通って来て降りる間際までさんざん確認しました。





ホントに?ホントにこんな何にもない駅でおりるの?



こんな吹きさらしの駅で、ホントに1時間も過ごすの?!








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だって、この電車を降りたら1時間も次の電車は来ないんですよ?




こんな無人駅で、風景写真を何枚か撮ったらあとは何もすることがない。




駅を出ても喫茶店もコンビニもない。





この駅で電車がスイッチバックして来た道をまた戻ってしまうので、降りたあとは1時間待ちぼうけ・・・。





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しかし、ぐだぐだ文句を言ったところで待合室くらいしか休むところがないし、時間がつぶれないので周辺を歩いてみます。








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ところで、皆さんはこの「姨捨山(おばすてやま)」のお話を知ってます?






ある国の殿様が、年老いて働けなくなった者を不要として山に遺棄するようにというお触れを出しました。ある家でもお触れに逆らえず、泣く泣く老親を山に捨てようとするが、結局捨てることができず、密かに家の床下にかくまう。


しばらくの後、隣国からいくつかの難題が出され、解けなければ国を攻め滅ぼすと脅されるが、それらの難題を老親の知恵によって見事に解き、隣国を退散させる。



老人には長い人生の中で培われた知恵があり、それが粗末にできぬものであることを知った殿様は、お触れを撤回し、老人を大切にするようになった。

(Wikipediaより)





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しかし、こんな説もあるようです。





山に老いた親を捨てるために背負っていく際に、親が道すがら小枝を折っている(あるいは糠を撒いていく)のを見た息子が何故か尋ねると、「お前が帰るときに迷わないように」と答える。自分が捨てられるという状況にあっても子を思う親心に打たれ、息子は親を連れ帰る。

(Wikipediaより)





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また、こんな説も・・・。

年老いた親を捨てに行く際に自分の幼い子供も連れて行った息子。

息子が担いできたもっこ(背負い籠)ごと親を捨てようとした時・・・。


連れて来た自分の子供に「おっ父を捨てるときに使うから、もっこは持って帰ろう」と言われ、親を捨てる非道さに気付き(あるいはわが身に置き換えて思い知った恐怖から)姥捨てをやめるという内容のものがある。
(Wikipediaより)





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だんだん暗くなって来ました





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ちなみに、ドリフターズのコントの「姥捨て山」のオチは

●捨てたはずの親が家までついて来た

●捨てられた者同士、夫婦になっていた

●捨てられた親同士のコミュニティが発達し「老人村」が出来きてにぎわっていた



ドラマやコメディのように面白おかしいオチはいらないから、ただただ平和に平凡に暮らしたいな~







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genre : 地域情報

comment

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No title

「姨捨」という駅。
なかなかリアルですね。

老いた母親を山に捨てる、
映画をみたことがあります。
「楢山節考」
ショックでした。

そういう駅が今も、あることに
ますます衝撃!!

とりあえず、平和に暮らしたいなあ。

全然読めませんでした

ラーダさま こんにちは

「姨捨」全然読めませんでした!
聞いたことはありましたが、物語の内容などは全然知らなかったです
色んな説があるのですね
どれもグッとくるお話です

一時間無人駅で暇を潰すのは大変でしたね
でも「姨捨駅に行ったことがある」ってかなりの自慢になるのではないでしょうか

いいなぁ~私も行ってみたいなぁ~
なんて思いますが、実際に行くか?と考えると・・・どうかな~
諏訪湖は行ってみたいですが、姨捨駅までは足は伸びないと思いました

実際に行ってみて、旦那様は満足されていましたか?

もりんさま

>「姨捨」という駅。
なかなかリアルですね。


私もそんな場所があるとは知りませんでした。

でも、これから豪華列車が立ち寄るようになり、絶景スポットとして話題になりそうです。

駅の隣に新たに休憩所を作っているようでした。行くなら今のうちかも・・・v-12


>老いた母親を山に捨てる、
映画をみたことがあります。
「楢山節考」
ショックでした。


ちょっと調べてみました。
ううむ・・・。貧しい中、病を抱えながら息子の負担になってはいけないと思う親心・・・。

なんだか今の介護の現状を考えると通じるものがあって切ないなぁv-406


>そういう駅が今も、あることに
ますます衝撃!!


昔はほんとにな~んにもなかったんでしょうねぇ・・・。
雪深い季節になったら綺麗だとか絶景だとか言ってられないでしょうね

小さな段々畑があるくらいで、もしもこんなところに置き去りにされたら・・・とぞっとしましたv-356



>とりあえず、平和に暮らしたいなあ。


ほんとですね~
ただただ平和に、心豊かに暮らしたいです

ペイズリーさま

>「姨捨」全然読めませんでした!

読めないですよね~
まったく、想像すらできなかったです


>聞いたことはありましたが、物語の内容などは全然知らなかったです
色んな説があるのですね


私は子供の頃、ドリフターズのコントで知り「こえ~!(怖い)」と思ってました。

でも、調べてみるといろんな説があるんですねぇ

自分を捨てて帰る子供のために帰り道を示すすべを残していく親心の説には泣けましたv-393


>一時間無人駅で暇を潰すのは大変でしたね
でも「姨捨駅に行ったことがある」ってかなりの自慢になるのではないでしょうか


いや~、ホントですよ!
でも、これから豪華列車が停車するようになり、今その休憩所を作っているので、もしかしたらテレビで取り上げられるようになるかも・・・。

地元のテレビで駅のホームで夜景を見ながらシャンパンを飲むシーンが紹介されていました




>いいなぁ~私も行ってみたいなぁ~
なんて思いますが、実際に行くか?と考えると・・・どうかな~


車だったらちょうどいい時間に行って帰って来られるでしょうけどね・・・。
電車だと本数が少ないので、ちょっとツラいかな

でも、秋とかだったら混むのかな~v-34

今ではまだ「知る人ぞ知る駅」みたいで、駅に残された記録ノートではいろんな地方から来ている人が多かったです



>実際に行ってみて、旦那様は満足されていましたか?


満足してましたよ~
これでももし、私がゴネて下車しなかったらいつまでも責められたかも・・・

まぁ、一回行けばいいって感じのところですね

No title

こんばんは、ラーダさん
ご主人が風景好きのおかげで、美しい景色が見れました
夕暮れから日没まで1時間、ラーダさんは退屈だったかもしれませんが、
良い景色が見れました ありがとうございます

No title

なんで駅がこの名前?と思ったら、すぐそばにある山が姨捨山なんですね。
ちょいと調べたら、姨捨伝説はなんと10世紀からあったと(驚)

しかし、この駅からの景色、バルセロナの山からの景色を思い出しましたよ。
果てしなく続く町や建物と、山や海が絶景でした。

1時間の待ち時間は確かに長いですね。
お弁当持って行きたくなるわヽ(^。^)ノ

ヨッシィーさま

>夕暮れから日没まで1時間、ラーダさんは退屈だったかもしれませんが、 良い景色が見れました ありがとうございます


時間によって全然印象が違うのでしょうね
季節も重要かな

周りには何にもないです。
小さな段々畑と数件の民家があるくらいで・・・。

姥捨て山に見晴らし台もあるけど、一人で行くにはちょっと躊躇するような場所ですねぇv-12

いかにも・・・な伝説が生まれそうな場所ですよ・・・

でも、夕暮れにかけて街の明かりがついてキレイでしたv-353

くろろさま

>なんで駅がこの名前?と思ったら、すぐそばにある山が姨捨山なんですね。


そうそう、姥捨て山には見晴らし台もありますよ

でも、木々に囲まれた細い道を通って行くんですが、いかにも伝説が生まれそうな場所ですv-12

今ですらこんな感じだから、観光スポットになる前は・・・もっとねぇ・・・


>しかし、この駅からの景色、バルセロナの山からの景色を思い出しましたよ。

あら~こんなふうな景色なのですね
バルセロナはもっと清々しい雰囲気なんだろうな~・・・v-481


>1時間の待ち時間は確かに長いですね。
お弁当持って行きたくなるわヽ(^。^)ノ


そうですね
1時間は長いっすv-356

気候が良い時なら景色を見ながらお弁当・・・でも良いかも。

でも、その頃には案外たくさんの観光客がいたりして~

No title

旅行記、たっぷり拝見させていただきました。
もう行った気分です。

姨捨、楢山節考を思い出しました。
映画館で見て、山の恐ろしさと不気味さを大きなスクリーンで体験しました。

電車は一時間待っただけですか?
1時間の間に、日暮ショーが見れたんですね。

シュムックさま

>旅行記、たっぷり拝見させていただきました。
もう行った気分です。



長々とお付き合い下さりありがとうございました。

今回は時間に追われ、移動も多く見どころがたくさんあった駆け足旅でしたv-234


>姨捨、楢山節考を思い出しました。
映画館で見て、山の恐ろしさと不気味さを大きなスクリーンで体験しました。


映画館で見ると迫力があるでしょうね~
ホントに山以外何にもないところなので、寂し気な場所だし、最後を迎える場所としては・・・ねぇv-12

そんなところが今では観光地なんですもんね。



>電車は一時間待っただけですか?
1時間の間に、日暮ショーが見れたんですね。

そうなんですよ~
1時間待っただけです。
夏だと1時間くらいではここまで暗くならないでしょうね。

この時期は今回行った時間よりも一時間ずれると真っ暗です

時間と景色の移り変わりを知るには冬が良いでしょうが、寒いのがツラいっすv-406
プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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