2017-06-19

大人の社会科見学 迎賓館赤坂離宮

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迎賓館赤坂離宮に行って来ました。


普段は事前予約し、もしくは当日の整理券なしでは見学できないそうですが、5月25日から5月30日まで、6月1日から6月3日まで及び6月15日から6月30日までの本館・主庭は、事前の予約なし又は当日の整理券なしで、料金を支払うと参観できるそうです(1,000円)

※和風別館は事前の申し込みが必要
※7月は、事前の予約なしで参観する場合は整理券を配付





去年、某ドラマの撮影にもロケ地として使われましたが「ここって、自由に出入りできるんだっけ?」と思ってたら・・・。


んなワケないじゃ~ん!



空港のセキュリティ並みに持ち物検査や金属探知機などの厳しい検査があります。


10時開門に合わせて行ったら、すでに長蛇の列でした。

結局、入場するまでに約30分かかりましたが、見学し終わって出て来た頃には待ち人数もなくすぐ入れそうでした。

もし、期間中に見学に行かれる方は少し時間をずらして行った方がスムーズに入場できるかも(お約束はできませんが)


迎賓館赤坂離宮の一般公開について 内閣府



室内は撮影できません。

なので、ポストカードの写真で紹介します。


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最初に案内されたのが「花鳥の間」(かちょう-の-ま)。

天井に描かれた36枚の絵や、欄間に張られたフランス製ゴブラン織風綴織、壁面に飾られた濤川惣助作の『七宝花鳥図三十額』に由来しているそうです。

周囲の壁は茶褐色の木曽産のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝。

室内の装飾はアンリー2世様式であり、シャンデリアはフランス製で重量は迎賓館の中で一番重く、約1,125㎏もあるのだとか。

重厚な雰囲気を醸し出しているこの部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂であり、最大約130名の席が設けられています。また、それ以外にも首脳会議等の場としても利用されています。





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彩鸞の間(さいらん-の-ま)

左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に、「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来しているそうです。


室内は19世紀初頭ナポレオン一世の帝政時代を中心にフランスで流行したアンピール様式であり、白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾されています。

10枚の鏡が部屋を広く見せており、広さは約160平方メートル。

この部屋は、表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間として使用されたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されているそうです。




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朝日の間(あさひ-の-ま)

天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車(チャリオット)を走らせている姿」の絵に由来しているそうです。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石。

天井画は長径8.26m, 短径5.15mの大きな楕円形で、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られています。

家具・室内様式はフランス18世紀末の個展主義様式。

この部屋は、国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談などの行事が行われています。





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羽衣の間(はごろも-の-ま)

名称は天井に謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平方メートルの曲面画法による大壁画があることに由来しています。

室内は朝日の間と同様、フランス18世紀末の古典主義様式で、迎賓館の中で最も大きな部屋だそうです。

正面の中2階には、オーケストラボックスがあり、これは、羽衣の間が舞踏会場として設計されたからだとか。

迎賓館の中で最も大きいシャンデリア(重量800キログラム)があり、広さは約330平米。

この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されるところでもあるそうです。




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主庭は全面砂利敷きで、中央には噴水池や花壇が設けられています。

フォード大統領(1974年、ハナミズキ)、エリザベス女王(1975年、ブラウンオーク)、ゴルバチョフ大統領(1991年、フユボダイジュ)の記念植樹があるそうです。






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正直、フランスのなんとか様式だの、ギリシャ建築の三様式のなんたら様式だの、フランスの古典主義様式だのと言われても「はぁ、さようでございまするか」って感じ。


キンキラ・ピカピカ 美術館みたい


今の時代にもし、迎賓館を作るとしたら、こういう西洋風なモノじゃなくて「これぞ、ニッポン!」的なモダン・ジャパネスクっぽいものを作るのかな?

(和風別館もあるけど、こちらは予約が必要)





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国賓級の方々が来る時はガードレールを抜いて、車でまっすぐ迎賓館まで通れるようになるようですね。
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comment

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No title

こんばんは、ラーダさん
ありがとうございます ラーダさんのおかげで
迎賓館の見学疑似体験が出来ました
入場のタイミングはありますよね
出て来た頃にガラガラに空いていたら
少しショックですよね

ヨッシィーさま

>ありがとうございます ラーダさんのおかげで 迎賓館の見学疑似体験が出来ました


ポストカードの裏の説明とパンフレットを見ながら書きました。

花鳥の間は重厚感あって落ち着いたムードでした。写真より実際の方が素敵ですね~v-353


>入場のタイミングはありますよね
出て来た頃にガラガラに空いていたら
少しショックですよね


ちょっと真面目に行きすぎましたね
せめて1時間後に行けば中もゆっくり見られたかも・・・。

開門時間に合わせて行ってしまうと入場するのにも並び、見学でも並び・・・・となります。

でも、毎回そうとは限りませんしねぇv-356

まぁ、晴れて風も涼しかったのは良かったです。雨だとテンションさがりますね

No title

パッと見たところ、ヨーロッパのお城内部と同じですね。
日本なのにね。
迎えるお客様が洋装だからかな?
折角日本なんだから、和洋折衷になっても、もうちょっと日本らしさがあってもいいのにって思います。
他のアジア諸国はどうなんでしょうね~

でも日本に居ながら、こんな装飾が見られるっていいですね。

シュムックさま

>パッと見たところ、ヨーロッパのお城内部と同じですね。
日本なのにね。


そうなんですよ~
全然「日本らしさ」を感じられません。まぁ、和風別館は和の雰囲気なんでしょうけどね・・・v-390


>折角日本なんだから、和洋折衷になっても、もうちょっと日本らしさがあってもいいのにって思います。


私もそう思いますね
だって西洋の人たちにとっては「なんだ~、うちの国にあるのと変わんないじゃ~ん」って感じなのかも。

それよりも姫路城みたいな「いかにも!!!」な建物の方が「外国に来たわ~、うひょ~、めっちゃ異国!」と気持ちも高まるような気がしますv-490


>他のアジア諸国はどうなんでしょうね~

タイの宮殿は暑い事もあって南国風の建物でしたね~
タイ舞踊を見られたりして異国感満載でしたv-301


>でも日本に居ながら、こんな装飾が見られるっていいですね。


う~ん、そうですね
なんか、今の時代って「なんちゃって」な作り物でもそれっぽく見せるのが上手ですしね・・・

日本人が見ても「ほほぅ」と思えるものが見てみたいな~という感じでした

No title

迎賓館も見学できるんですね。
WIKIを見てきたら、宮廷建築家が建てたと。
だから、お城の中そっくりなんですね~。

元々東宮御所として建てたけれど、使い勝手が悪くて皇太子たちから嫌われてたって、なんのために国民のお金使ったのか!
まあでも、迎賓館としては有効に使われているみたいで、良しとされてるんでしょうね。

ヨーロッパのお城は周りも雰囲気があるからマッチしてるけど、こちらは高層ビルが建つ都会の町にポツンとあるみたいで、なんだかミスマッチングな感じですね。

No title

ラーダさん こんにちは。

迎賓館、行ってみたかったんですよね~(^^)
建築と言い、設え装飾に至るまで凄いですね~歴史を感じます。
日本建築には、侘び寂び優雅さなどの素晴らしさがありますが
晩餐会となると西洋風になるのでしょうかね・・・。
現代の日本が作る迎賓館はどんなデザインなのか見てみたいですね!(^^)!

参考になりました。ありがとうございます。



No title

そうです、私もラーダさんのおかげで
観光案内ができた感じです。

やっぱりこういう西洋的な建物が
日本の威光だったのでしょうか。
一生懸命の日本を感じますね。

行くチャンスがないので
楽しく見させていただきました。

くろろさま

>WIKIを見てきたら、宮廷建築家が建てたと。
だから、お城の中そっくりなんですね~。

明治時代の建築家・片山東熊の総指揮の下に当時の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した、日本における唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築だそうですねv-353

いやいや、ホントに隅々まで細やかによく出来てますよ~


>元々東宮御所として建てたけれど、使い勝手が悪くて皇太子たちから嫌われてたって、なんのために国民のお金使ったのか!


迎賓館としてはいいけど、住まいとして考えると暮らしにくそうです。

今でこそ冷暖房の問題はないだろうけど当時としてはやたらと広く使い勝手も悪い構造だけど、無駄に立派で夏は暑く冬は寒い・・・となるとストレスのたまる建物だったかも・・・v-12


>ヨーロッパのお城は周りも雰囲気があるからマッチしてるけど、こちらは高層ビルが建つ都会の町にポツンとあるみたいで、なんだかミスマッチングな感じですね。


日本みたいになんでもアリな「ごった煮風景」の中ではバリバリ西洋風でもなんか、なじんでしまいますね~

周囲の街の雰囲気にもお国柄が出る気がします

冷静に見ると変なんですけどね~

masumiさま

>迎賓館、行ってみたかったんですよね~(^^)
建築と言い、設え装飾に至るまで凄いですね~歴史を感じます。


今月末までは予約なしでも行けるようなので(事前にスケジュールをHP等で確認してくださいね)、ご興味があるならぜひ!


確かにバリバリの西洋風ではありますが「なんちゃって~」じゃなく、物凄くまじめに研究してすっごくいいものを使って作っていることには感動します(アホな感想ですみません)v-353


>日本建築には、侘び寂び優雅さなどの素晴らしさがありますが
晩餐会となると西洋風になるのでしょうかね・・・。


母が京都御所の抽選に当選して見学したそうですが、あちらはさすがに雅やかな雰囲気だそうですよ~

もしかしたら、差別化したのかな?

また、時代が時代だし、当時の流行を意識したのかもしれませんねv-254


>現代の日本が作る迎賓館はどんなデザインなのか見てみたいですね!(^^)!


絶対、モダン・ジャパネスクだと思いますね~
日本人が思い描く「日本」よりも外国人が描く「現代的な理想の日本モダン」みたいな

オリンピック会場を作る際に意識したような・・・


>参考になりました。ありがとうございます。


せっかくの機会だし、見学できるといいですね(#^.^#)

もりんさま

>そうです、私もラーダさんのおかげで
観光案内ができた感じです。


なかなか見るチャンスはないですしね~
でも、まぁ1度見ればいいっか~って感じですよv-356


>やっぱりこういう西洋的な建物が
日本の威光だったのでしょうか。
一生懸命の日本を感じますね。


そうでしょうね~
日本と言う小さな国でもここまで作る技術も財力もあるんだぜ~!って見せつけたかったのかも・・・

また、こういう煌びやかな世界への憧れも強かったんでしょうねぇ・・・v-353


>行くチャンスがないので
楽しく見させていただきました。


まだまだこの先もチャンスはあると思いますよ~

今回はたまたま調べた結果です

No title

迎賓館すごいですね。
ゴージャス!!!!!!
日頃見れないところが見れるのは
嬉しいですよね。
行った気分を味わいましたよ。
いつもありがとーーー。
大人の社会科見学いいですね(^^)

ラムネさま

>迎賓館すごいですね。
ゴージャス!!!!!!


新聞などでも迎賓館を巡るプランの入ったツアーとか出てますよ~

バスでいろいろと移動するようで、迎賓館を見た後に水上バスに乗ってクルージングした後は江戸前寿司を食べるプランとか(9500円)v-104

確かに、私たちが行った時もツアーのお客さんも並んでました



>いつもありがとーーー。
大人の社会科見学いいですね(^^)

いやいや~
期間限定ですしね
たまには普段行かないところに行ってみるのもいいですね

大人の社会科見学、探せばいろいろありますねv-22
プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽・映画鑑賞・読書。エスニック音楽が好き。
現在はイベント等で手作りアクセサリーを販売している。

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