FC2ブログ
2008-07-29

なんちゃって茶会

お茶屋さんの前を通りかかったら、季節限定の干菓子が売ってました。
higashi.jpg
干菓子には、純日本産の白砂糖「和三宝糖」が使われています。
ほろほろと溶け、優しい和の味わいです。

せっかくなら、お茶でも点てようと思い、抹茶を購入。
運良く半額でした。ラッキー♪ 
koshiki.jpg
抹茶はダマになっている事もあるので、漉し器で漉してから「棗(なつめ)」に入れます。

natume.jpg
これが、棗です。ナツメという実に似ている事からこの名前がつきました。
薄茶と呼ばれるお茶を点てる時に、この入れ物を使います。
※竹のスプーンのようなものは茶杓(ちゃしゃく)

bonnryakudemae.jpg
「薄茶」というのは、普段私たちがイメージする「抹茶」だと思います。
茶道は季節感を大事にするので、お茶とか出されるお菓子やお料理にもこだわりがあります。

これは「盆略点前(ぼんりゃくでまえ)」というお点前のスタイルです。
他の点前だと、お茶碗とか棗などを順番に茶室へ運び入れますが、このお点前の場合は最初からお盆に必要な道具を全部セットして持ってきます。

本格的な茶道になると、いろいろと道具が必要ですが、このスタイルだと最小限の道具でお茶を楽しむ事ができるのです。

higa.jpg
よくお寺などで、抹茶を飲めるサービスがありますね。
しかし、この「薄茶」と共に出されるのは、こういった干菓子であって、アンコなどの「主菓子(おもがし)」ではありません。
※でも、食べやすいという事で、薄茶と生菓子という取り合わせで出る事もあります。

これは、濃茶(こいちゃ)と呼ばれるもの。
koicha.jpg
まるで、緑のペンキのような色ですが、抹茶をお湯で練って作るお茶です。
これは、何人かの人と回しの飲みします。か~なり飲みにくいので、最後の人は大変です。
飲みきらないといけないので・・・。
※最後に、お茶の入っていたお椀を拝見するので。

薄茶も濃茶も先にお菓子を頂き、その後にお茶を飲みます。
なので、そんなに苦さを感じさせないのですね~

ちなみに、よく聞く「懐石料理」ですが、もともとは濃茶を頂く前に、客人の空腹を癒すために出された食事です。なので、基本は一汁三菜で、これに箸洗い(小さな椀のお吸い物)、八寸(山のものと海のもの二種が少量盛られた酒の肴)、お酒がつきます。

※会席料理は懐石料理よりも種類が多く、豪華な料理。

kaishi.jpg
これが、お茶会に招かれたときに必要なもの。
扇子は茶室に入るときに必要。自分の座る位置に置いたりします。
懐紙はお菓子を自分の分だけ取るために必要。他に、お菓子を食べるためのフォークのようなもの、高価な茶碗や道具を扱うときに使うふくさという布など・・・。

しかし、個人で楽しむなら、特に高価なモノはいりません。
seradon.jpg
これはタイで買ったセラドン焼きのお椀で、抹茶茶碗ではありません。
baan.jpg
これも、何の茶碗だか・・・。

ルールなんかに囚われていたら、楽しくできません。

雰囲気さえ出れば「なんちゃって」でも楽しいものです。
最近では、ダイソーでも抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)も、お湯を釜からすくうための柄杓(ひしゃく)すら売っています。

掛け軸だって、それっぽいならいい感じ。
kakejiku.jpg
これは、シンガポールの中華街で買ったもの。「福は東からやって来る」という意味らしい。

茶道の掛け軸だと「和敬清寂(わけいせいじゃく)」が、茶道の精神をあらわす言葉です。

和:harmony  調和
敬:respect  尊敬 敬意
清:purity   清浄
寂:tranquility 静穏

言葉には出さないけど、相手を思いやる心・・・って事ですかね~

しかし、私が茶道(裏千家)を習っていたのは、タイに住んでいた期間だけでした。
週一回、約4年も習っていたにもかかわらず、ぱっぱかぱ~と全部忘れていました・・・。

kyojo.jpg
単なる遊びで始めた「なんちゃって茶会」。

記憶力の衰えとセンスのなさにガク~ッ

もう一度、ちゃんと勉強しなおそうかなぁ・・・



スポンサーサイト



theme : **暮らしを楽しむ**
genre : ライフ

comment

管理者にだけメッセージを送る

こんにちは♪

ラーダさんも、私に負けず劣らずの多趣味ですよね(笑)。こんな本格的なお茶まで趣味になさってるとはしりませんでした^^;

私はまだ「お茶会」と言うのを経験した事がありません。ちょっと堅苦しい感じに取れていたのですが、こうやって「楽しむ」事を優先したスタイルなら、面白いかもしれないですねe-420

しかし・・・何つー濃い色のお茶なんだi-230 飲むのにかなり勇気が要りそうですi-229

拍手☆です!

No title

茶道を習われていたんだろなぁ・・・と思いきやタイで4年も。週一度なら、
きっとまた何かの機会があれば、体がすぐに思い出させてくれそうな気がします。

私も、なんちゃって大好きですし、それが絶対なければ・・・という考えは
ないほうなので、ラーダさんのそんな雰囲気作りすきです。

蓮さま

蓮さんも趣味が多い方ですよね~。
私の場合は、極めている!というものがあまりないです。どれも中途半端・・・。

どれも「これを職業にしたい!」とか「これにほれ込んでいる!」という情熱が薄いのか・・・。

お茶も学べばそれなりに楽しいのですが、どうしても「団体」に入ると楽しみだけでは済みません。例えば、お茶会を催すとか、師匠の手伝いで朝から駆り出されるとか、免状を出してもらったらお礼をしないといけないとか・・・。

華道も似たような感じです。着付も。

なので、私はもっと気楽に学びたいのよ~!もっと、純粋に楽しむ事だけしたいのよ~!と思ってしまうんですね~。この上下関係とか手伝いとかうんぬんも「道」として極めるには必要なのでしょうが・・・v-30

濃茶・・・。なんで、ここまで濃くする必要があるのか・・・。お茶はもともと高価なモノだったので、すっごく贅沢な飲み物だったのでしょうね・・・。でも・・・美味しい!とは言えないかもv-12

Blue Blueberryさま

なんでも極めよう!と思い込んでしまうと逆に遠ざかってしまうことってありますよね~

ほどほどに満足する程度で楽しんでおけば、それは「楽しい事」になるけど、完璧を目指すとがんじがらめになってしまう・・・。

私にとって茶道とか華道はそんな感じですかね~。華道ももう一度ちゃんとやろうかな~とは思いますが、まだ教室を探してまではやろうと思わない程度ですね・・・

こうやって「なんちゃって~○○風~」という感じでやれば、そこからオリジナリティも生まれると思います。

そこから極めたくなれば、極めるのも良し、という事ですかねv-238

No title

すごい!お茶を4年習っていたのですね、しかもバンコクで・・・!
トレーにのったお茶の道具たち、とてもかわいらしいv-238
極めなくっても、それを普通の生活にうまく取り入れられたら一番素敵だなと思います。しかもラーダさんはそれを自然にやっていらっしゃいますよねv-218うーん私も見習いたいでス。

お茶会

一見堅苦しそうな茶道を、生活のなかにするりと取り込んでしまうラーダさんの姿勢、すごく大好きです♪

私も高校時代は実は茶道部だったのですが、お手前とかすべて忘れてますね・・・なんせ食べる&飲む専門だったもので・・・w 
でも、いつでも海外でも薄茶が飲めるようにと茶筅だけは持ってきてはいるのですが、なかなか・・・。

でも、ルールとかは置いておいて、楽しむことが大事ですよね★

ラーダさんの素敵な生活、見習いたいものです!!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ikkenさま

実はあのお盆も茶道のものではありません。でも、道具を運ぶもので、それなりの雰囲気なら何でもいいと思います。

タイでは日本の裏千家のバンコク支部がありました。四季のない国で唯一、季節を感じることができる習い事でした。

でも、どちらかというと茶道よりは、その後で皆でランチに行く方が楽しかったりして・・・。

日本で習うと着物を着ていかないといけないだとか、茶会の手伝いをしないといけないとか面倒な事が多いので、「なんちゃって」で楽しむ程度でいいかな~と思います。

お客さんが素敵な和菓子とか持ってきてくれたときなどに抹茶を出せば雰囲気も出ますしねv-22

みほさま

ウチの母が茶道、祖母が華道をしていたので子どもの頃に習わされそうになりましたが、その時のお菓子が美味しくなくて結局習いませんでした。

ああ、なんであの時に習わなかったんだろう・・・!と頭の固くなって点前を覚えられない自分を呪いました。

みほさんは茶道部だったのですね~。以前、日本舞踊を習っておられたと聞いたので、もしや茶道も・・・?とは思っておりました。

いや~、久々に盆略点前をしたけれど、ふくさの捌き方もすっかり忘れていました・・・。どこの位置に何を置くのかもすっかり忘れています・・・v-12

たまには、素敵なお菓子でも買って「なんちゃって茶会」をしないといけませんね~

抹茶の色が変わらないうちに・・・。フッ

大和撫子!

すごいっす!
私も周りから、やりたい事手当たり次第手を出している・・・
と言われますがe-330
もはやラーダ様とはいろんな意味でレベルが違います!!

昔華道を習っていた事があったのですが(ほんのちょっとですけど)
最近、着付けや茶道にも興味があります!
「一日が後20時間ぐらいあったらもっと習い事出来るのになぁ」
と言うと親友達が「もう勘弁してくれ・・・」と疲れた顔をします。
みんな後20時間もあったら困るそうです(笑)

和菓子が手に入った時にさっとこんな風に
お茶をたてる事ができたら素敵ですね~e-420
これぞ大和撫子!
ほんとラーダさんみたいな女性憧れます!

千菓子美味しそうだなぁ・・・
口の中で溶けるあの感じ・・・
あぁ~お腹すいたな~!

なんて写真を見た瞬間からずっと思っちゃてる私ですが
ラーダさんのような大和撫子を目指します!(・・・大丈夫かなぁ)

いづみんこさま

おほほ、あたくしが大和撫子ですってぇ!
お~ほっほv-20

いえいえ、全然ちがいます。1日くらいいっか~と今日は朝から2度寝を決め込み、今日くらいいいよね?・・・と、本日は掃除機すらかけておりません・・・(いや、いつもはちゃんとやってるんですよぅ)

ウチの母が茶道をしていたので、和菓子などを買ってくるとよく家で抹茶を点ててくれていたのです。

なので、和菓子=抹茶、と思うのですかね~。あと、やっぱり「日本の伝統文化」に憧れる気持ちがあるというか・・・。

しかし、華道と着付もしましたが、どちらも挫折。着付はもう、帯が結べない・・・。

ふふふ、というワケでワタクシは「なんちゃって大和撫子もどき」なので~す!

おほほほほ・・・(フェイドアウト)

No title

お菓子屋さんでたまに目にしますが、干菓子っていうんですね。
抹茶=和生菓子ってイメージがありました。
干菓子は食べたことがないのですが、落雁みたいな感じですか?
抹茶には薄いのと濃いのがあるのですね。
これも初めて知りました。
ラーダさんのブログはいつも勉強になります(*^-^*)♪
抹茶道具のセットって置いてあるだけでも素敵なインテリアのひとつになりますね♪
なかなか機会がないですが、私も抹茶飲みたいなぁ^^

るりさん

干菓子と落雁はまったく違う口当たりですよ~。落雁って、もう長いこと食べていませんが、口のなかがモソモソしませんか?

干菓子は、う~ん・・・粉砂糖を固めた感じかしら・・・。でも、その粉砂糖も「砂糖!」という味ではなくて、旨みのある砂糖という感じですかね~。洋風ではない砂糖・・・。

それが、口の中で、砂の城が波にさらわれて少しづつ崩れていく感じなのです・・・。

この、旨み成分のある砂糖が、抹茶のほろ苦さに合うのですよね~。抹茶はスーパーのお茶売り場で缶に入って大体、700円台くらいからあります。缶入りでなければ、もっと安いですよv-291

お茶をかきまぜる、茶筅(ちゃせん・画像にある竹のホウキみたいなの)や茶杓(ちゃしゃく・お茶をすくうもの)はダイソーでもありました。

とりあえず、抹茶、茶碗(何でも良い)、茶筅、茶杓さえあれば家でも楽しめます。

茶杓で大盛り2杯、お湯は適量(好みの分量)、あとは手首を左右に振って茶碗の底を掻くように泡立てれば完成です。

お気軽にお試し下さいv-344

心の中で「な~んちゃって、なんちゃって♪」と唱えると楽しいですv-282

干菓子

留守中に更新されていた記事を少しずつ読ませて頂いています。
先日、和食器の記事で角砂糖だと思っていたのは、干菓子だったんですね。(^_^;) 失礼しました。実は・・・ こういうお菓子のことを干菓子というのも、こちらの記事で初めて知りました。
会社員時代、約一年間、同期の女の子の伯母さんから着付けを習っていたのですが、伯母さんが、「着物を着て出かけよう!」と荻窪の日本庭園内の茶屋でお茶会(ごっこ)をしたことがあり、お茶の席に出るのは後にも先にもそれ一度きりです。

う~ん・・・ 抹茶が飲みたくなってきましたよ。

Noraさま

着付を習われていたのですね~。
私も習いましたが、上下セパレートになっている着物「二部式」の存在を知り、結局、挫折しました。帯も汗だくで結ばなくても作り帯というのがありますしね・・・。

お茶のイベントに何度か参加しましたが、その際は着物着用です。
しかし、午前中だと自分で着るのは大変でした。中には苦労して着ただろうけど、崩れかかっている人もいるし・・・。

二部式だと見た目もすっきりしていて、ハタからみても簡略だと分からないし・・・。という事で、手持ちの着物はパッカパッカと切って二部式にしてしまいました。もちろん、帯も・・・。今は実家に仕舞ってあります。

お茶と着物はセットになっているので、いくらお点前が上手でも着付けもできないといけないですからね~。ほんと、ハードルが高いです。

干菓子・・・。私も茶道を習うまでは知りませんでした。今では空腹で口が寂しい時に食べてます。やさしい甘さがいいですよ。
プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア
フリーエリア
カレンダー
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
FC2カウンター
フリーエリア